究極の抑止兵器 ultimate weapon of deterrence 2005 2 16

 核兵器は、前世紀の古い兵器です。
こうした古い兵器を、地球上から撤廃することが、多くの人の願いです。
にもかかわらず、いまだに、こうした古い兵器の開発が終わりません。
 「核兵器の廃絶」と主張したところで、核兵器はなくなりませんので、
「核兵器を超える兵器」や「核兵器を無効にする兵器」を作るしかないでしょう。
 レーザーというと、赤い光など、
色の付いたレーザーを連想するでしょうが、無色透明なレーザーもあります。
 たとえば、赤外線レーザーや紫外線レーザーです。
その応用例として、X線レーザーがあります。
X線レーザーは、直進性が強いとともに、膨大なエネルギーを発揮します。
だから、核兵器の格納庫に対して、
はるか彼方から、X線レーザーを照射しても、核爆発が起きます。
 こうしたX線レーザー砲を、飛行機や衛星に搭載して、
核兵器の格納庫に対して、照準を合わせれば、究極の抑止兵器となるでしょう。
 もちろん、X線レーザーを作ることは、まだ数多くの問題があります。
しかし、青色LEDの開発のように、不可能が可能になってしまうのが、科学技術です。
科学技術には、必ず、ブレークスルーがあります。
 科学技術を、このようなことに利用するのは、誠に残念ですが、
核兵器の開発を、いまだに止めない国が多いのは、さらに残念なことです。
 日本は、核兵器の保有国になるべきではありませんが、
X線レーザーの保有国にはなるべきです。

昼間のステルス diurnal stealth plane 2003/2/11
 2003年2月9日の日経産業新聞を読んでいて、おもしろい記事を見つけました。
「ELの発光に期待」、「海外でも通用するはず」、「玩具以外でも」とありますね。
 現在の有機ELはガラス製が主力となっていますが、樹脂製等の他の材質で作ることで、
折り曲げることも可能になりますし、新たな用途の拡大なども見込まれます。
 海外で通用させて、玩具以外で、折り曲げることができるのならば、いい利用法があります。
それは、有機ELパネルを、ステルス飛行機の外部パネルに使用することです。
 B2ステルスは、まるで海に泳ぐエイのような形をしています。
ほとんど平面でできています。
レーダーに映らない特徴をもっていますが、欠点があります。
 それは、昼間、飛行すれば、レーダーには映らないですけれど、
機体が黒なので、人間の目には見えてしまいます。
 そこで、有機ELパネルを機体に貼り付け、
晴天ならば青色に発光させ、曇天ならばグレーに発光させ、夜は黒色に発光させればいいのです。
これで人間の目からもステルスになります。





































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